弱小プログラマがアンテナ伸ばすためのブログ

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新!そのスライドダンパーは必要か?(2016)

最近、自作・・・スラダン・・・自作・・・スラダン・・・とつぶやくあぶないおじさんになってきました。てゅんです。

 

ネットで自作スラダンについて調べていると過去に自分の書いた記事を見つけました。

懐かしいなぁ・・・と読んでみたんですけど・・・。

 

 

 

この記事ヒドイっすねwww

 

 

 

言いたい事が一つも書いてないwww

多分本題に行く前に飽きて何を書きたかったのか忘れてますww

 

てことでもう一度、まじめに、ちゃんと、スライドダンパーって本当に必要なんですか?

という事を記事にしたいと思いますww

 

 

さて、去年の自分のスライドダンパーについての知識といえば

・公式大会で戦うなら必須

・既製品は重いしローラー位置高いから使えない。自作必須

・めんどくさそう

という程度の知識しかありませんでした。

 

しかし、どこの記事を見てもスラダン必須!!と書かれており自分なりに調べた上であの記事のような事を書きました。しかし、それはまだ頭でわかった気になっていただけで、スラダンが必要な理由をきちんと理解できていなかったのです・・・。

 

それが、わかってきたのは去年のジャパンカップ戦でした。

 

東京大会1戦目。

この時はスラダンが必須と言われているが、実は19mmAAローラー使っていれば大丈夫なんじゃないか?それにスラダンマシンより軽いから速度出るでしょw

というように考えていました。

 

というのも、径の大きいローラーはコースの段差などから受ける衝撃を最小限に抑える事ができます。スラダンを装備している場合、この段差の衝撃を吸収できるのですが、自分は19mmのローラーを使えば衝撃を最小限に抑えられるのでコースアウトするほどの問題にはならないだろうからスラダンなくても大丈夫!と思っていました。

 

ちなみに、去年のジャパンカップといえば、プラウドマウンテンに苦しめられたと思います。

様々な人が記事にしていましたが、ジャパンカップ序盤のプラウドマウンテンは設営がうまくいってなかったのか、山の頂上のつなぎ目に少しのズレが生じており、それが原因でジャンプが不安定になり、コースアウトするマシンが多発していました。

自分のマシンはスラダンを装備していなかったので当然ですがこの小さな段差の衝撃を受けてマシンがコースアウトすることになります。

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東京大会1のマシンです。

しっかり2週目でコースアウトしました。

 

しかし、当時はマシンの直進安定性さえしっかりしていればなんとかなると思っていたようです。

 

その勘違いは次の東京大会2の事件で加速します。

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この時は初めてのヒクオ装備マシンで、直進安定性を高めるためのロングホイールベースのTZ-Xシャーシを使用していました。

この時は運がよかったのか自己最高の2次予選突破までしています。

 

それがあってスラダンは本当は必要ないんじゃないか?しっかりローラーセッティングをしていれば勝てるんじゃないか?と勘違いしていたのです。

 

そしてそれが勘違いであることに気付いたのがとあるyoutube動画でした。

その動画は、オーバルコースをウルトラダッシュモーターを積んだスラダンなしマシンとありマシンを走らせる事によって、スライドダンパーの効果を検証する動画なのですが衝撃を受けたのはそのレーンチェンジのスロー映像でした。

 

スラダンなしマシンがレーンチェンジを下る時、当然ですが少しマシンが浮いた状態でレーンチェンジを下っていきます。

そのマシンが浮いた状態でフロントローラーがフェンスに当たった瞬間、マシンがはじかれて外に飛び出していったのです。

 

そしてスラダンありマシンは当たった瞬間に衝撃が吸収され、マシンがはじかれず、フェンスに寄り添うようにレーンチェンジを抜けていきました。

このような、マシンが空中にある状態での制動に効果があるということに衝撃を受けました。

それまでは最高でもHD3モーターまでしか使っていなかったので、それよりハイパワーのモーターで走った時、マシンがどんな挙動を取るのか知らなかったのです。

 

ハイパワーのモーターでスピードを出した状態のマシンがフェンスに当たった時の衝撃などを考えていなかったため、スライドダンパーの衝撃を吸収する効果の本当の利点に気付けませんでした。

 

さっきのプラウドマウンテンの例でいえば、たとえば頂点のフェンスの段差で少し体制を崩した状態で飛び出したマシンでも、スラダンなしマシンではフェンスに当たったらはじかれて即コースアウトになる所を、スラダンありマシンはフェンスにローラーがあたりさえすればフェンスに沿ってコースに復帰できるため、コースアウト率を大幅に下げることができるのです。

 

上記の事から、スライドダンパーは単に衝撃を吸収して安定させるだけでなく、空中での姿勢制御などにも効果を発揮するパーツであるという事になります。

 

なので、高所から落下したり飛び出したりする立体コース、コース同士に段差の生まれやすい公式5コースなどでは、スライドダンパーはいかんなく効果を発揮しマシンの安定性を大幅に高めてくれる必須パーツであるという事がわかります。

 

逆に効果を発揮しないのは、ウェーブやデジタルなど細かい左右に揺さぶるセクションのないコースやフラットコース、フェンスのつなぎ目に段差が生じにくい(新しめの)3レーンコースなどというわけです。

 

 

ということで、既製品でもいいので公式大会に参加する際はスライドダンパーを取り付けるべき!でもやるなら自作で軽いものを!!

・・・と現在は考えております。

 

 

直近でいえば、スプリング東京大会2なのですが、ここはあまり高所からの落下はないのでスラダンなしのマシンでもいいかな?

と思いますが、その次、ジャパンカップではアルプスダブルドラゴンなど立体セクションがいくつもある事を考えて間違いなく必須であると考えています。

 

ということで、改めて、スライドダンパーは必要なのか?どんなコースで使うべきかをまとめてみました。ちょっと大変ですが、自作スラダン作りに挑戦してみませんか??今はたくさんの作り方解説動画があるのでそれらを参考に頑張ってやってみましょう!!