TZ-Xシャーシのフロントバンパーレス奮闘記
今日ネットで見つけた近所の中古プラモ屋で強化tx-zシャーシを見つけたので3セット買ってきました。
これで開封してない1セットと合わせて4セットのストック。当分は生きていけそう。
さて本日の題材にしたtz-xシャーシ。
今のところ私の中で一番使用しているシャーシです。
そのtz-xシャーシといえば、ネットではそこそこ評判悪いですし、自分なりにいろいろ触っていい所悪い所が見えてきたので、一旦自分なりのまとめとして記事にいておきたいと思います。
ついでに今日はフロントバンパーレス作業でいろいろやってみた話も書いておきますね。
tz-xシャーシについて
リアの2点止め穴が弱い
これは簡単な補強方法があって3点止めステーを使うことで強化できます。
私は今の所壊れたことがありません。
駆動系が悪い
位置出しや抵抗抜きのような改造はしていないので、悪いとかは正直わかりませんがアルミモーターサポートをはさむことで駆動音がかなり静かになる事からそれなりに改善されているんじゃないかなと思います。
フロントが弱い
今一番の問題点。フルカウル用の2点止めFRPだけだとすぐ弱くなる、シャーシの2点の穴はひび割れしやすい。拡張性がない。かなり悩んでます。
個人的な感想として、
現在開封した3セットのうち、赤シャーシはすべてフロントが弱くなった、割れた等ですぐ使えなくなりました。白シャーシは対照的に2台は今でも使えます。1台はちょっと特殊な改造をしようとして使ってませんが・・・。同じポリカABSのようですが、赤の方が割れやすい印象があります。
シャーシに何も手を加えないで使おうとすると、フロントはマルチワイドステーで4点止め、リアは3点止めステーで強化、アルミサポートで駆動系改善で十分使えるレベルにあると思います。・・・ていうかARやMAなどの最新機に対しては軽い分有利なんじゃないの?とか適度にねじれる方が速いらしいからいけるんじゃね・・・とかね?
とはいえフロントが弱い、拡張できないという壁に何度もぶつかるのでフロントバンパーレスに挑戦してみることにしました。
本日の生贄たち
写真左が一番最初にバンパーレス化したシャーシです。
tz-xのフロントは実は結構細めなので、写真のようなFRPリアステーをそのまま使うことはできません。なにかしら自分で穴をあける必要があります。
これはオーソドックスにフロントのいらない部分を切り落とし、シャーシ下からFRPを2点止めする形式でやってみたものです。
この方式だとFRPがかなりのアッパースラストになり、スラストを付けるのに苦労します。なんとかスラストをつけるために角度調整プレートの3度を2枚はさみました。とても不恰好になってしましました。
このままだと精度など含めていろいろ不安になってきたのでこの方法はちょっとすてて、もっといい方法がないかネットで検索してみました。
それで見つけた別な方法として
こちらの元あった穴を利用する方式を作ってみました。
反り返った部分を切り落として真ん中の2穴を細い凸部分と同じ高さになるように合わせます。こうするとFRPをバンパーにのせる感じで設置できます。
こんな感じ。
穴がちゃんと平らになるように削ることができればFRPが平行に設置できるので後はスラスト角を付けてあげれば完成。これならそんなに労力をかけずに、それなりの精度が出せそうです。
そんな感じの初めてのバンパーレス化でいろいろ失敗したりしましたがなんとか形になったものが作れました。明日すぐには無理でしょうがセッティングを整えてどこかで走らせて確認してみたいと思います。